伊良湖岬
ここも20年ぶりくらいに訪れた地である。
町村合併したばかりの田原市を抜けて小1時間、渥美町の伊良湖旅客センターに車を置いてサイクリングロードを歩く。平日の夕方だからか誰もいない。車の主は皆海上だろうか。パソコンは車に置いてきた方がむしろ安心だったかなどと考えながら緩やかに上っていく。約1キロ。と、突然現れた巨大な建造物。これが現代の灯台なのだろうかと驚いた。関係者立ち入り禁止のため、見上げるのみで中には入れず。灯台だと勘違いしたまま、引き返してきた。
 ところが少し車を走らせたら「灯台」の案内標識が出てきた。また車を置いて歩く。なあんだ、さっきの道の続きじゃあないか。見上げれば交通センターが光の矢印を表示している。
 灯台付近は整備された道。それでも波は大きく、 外洋との境だということを感じる。フナムシが何十万匹といる。(2003/8/29)
伊勢湾海上交通センター伊良湖水道航路における船舶航行の安全を図るため、海上交通情報の提供と航行管制の業務を行っている。電光の矢印は船舶に合図するものだろうか。
渥美半島先端の灯台