ドルフィン・ウォッチング
ワイキキから西へ、武蔵丸の出身地というワイナイの町を目指す。バスで40分ほどの旅である。道中、ガイドの女性が車窓から見えるものをあれこれ案内してくれ、飽きさせない。
クルーザーには数十名が乗り込んだ模様。天候は曇り。酔わない方法は船の前部で波を迎え撃つことですのアナウンスに、我もと飛び出したが、やはり酔う人は大勢出た。波が荒い。遊園地のポセイドンのように宙に放り出される感覚だ。
こうやっているかの群れがいないか、皆で探すこと1時間、ついに見つからず。背びれと黒い波の△の区別が付かない。Uターン後はあきらめムードになる。
いるかの種類はたくさんあるが、よく見られるのはハシナガイルカ(ハワイアン・スピナー・ドルフィン)。5〜20頭の集団で泳いでいて、回転ジャンプをしたりして遊ぶという。波間に浮かぶ数個の△(背びれ)か水しぶきを探すのがコツだそうだ。が、今日みたいな波の荒い日は、海に漂っているだけで体力を使うので、ジャンプする元気はないようだ。
ワイナイのボートハーバー
船から見た海岸の別荘地。ハーレーの社長邸もあるという。
時間が早いがバーガーのパティも焼き上がった。なかなかおいしい。飲み食いは好きなだけOKである。
いるかが見られなかったので、続けてもう一度乗るor次回のフリーチケットorTシャツがプレゼントされた。
写真はないが、私は間近に鯨を見た。わずか10分ほど、船首のいい位置をキープできたときのことだ。ザトウクジラだと思われる、体長15m位の黒い巨体の、背中と尾びれが水面から姿を現した。興奮した一瞬だった。
釣ったばかりのカジキ。鼻が長いので切られている。
道路沿いにある小錦邸
H1ハイウェイはホノルルに向かう車で渋滞中
ジッパーレーン。可動式の分離帯である。時間帯に合わせて走行車線を調節する仕組みだ。ブロックはジッパーそのものの形状をしており、黄色い巨大な車がこれを挟んで動かしている。
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