呉線
山陽本線を回り道して呉線に乗ってみた。三原駅で広行きのワンマンカーに乗る。車掌に切符を確認したら、こっちはとんでもなく時間がかかるからやめた方がいいと言われた。そう言われたんじゃなおさら乗ってしまおう。で、海田市まで87キロを乗り換えと事故のロスタイムも入れて2時間半の普通電車の旅となった。(2004/6/12)
「ただのうみ」駅。
単線である。線路は国道185号線と平行に走るが、海辺から数mのところを走る箇所もある。ベンチシートのみなので、腰をひねって座るか、立っているしかない。が、悲しいことにドアのガラスにはシールが多くて、せっかくの景色を見るのに邪魔である。もっとも利用客の大半は通学のようであるから景観などは関係ないのかもしれない。私以外で窓に張り付いている乗客は見あたらない。トンネルも多い。危険箇所なのだろうか、駅でもないのに極端に減速する地点がいくつかあった。
黄色とグレーの造船所。
壁にカモメが飛んでいる。
呉線は複線化の話もあったらしく、計画倒れになった跡が残っているらしい。藤本理弘さんのHPを紹介する。