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小遠見山(ことおみやま)【北アルプス】

長野県白馬村
標高2007m 中遠見山2037m
登った日 07年8月24日 晴れ
同行者 sistercancer
歩行時間 3時間50分

連日40度近い熱さの名古屋を抜け出し、前夜松本へ。ビジネスホテルに投宿し、きちんと朝食を取ってから白馬へ。最近なまった体に無理はさせないというのが今回の趣旨である。夏休みとはいえ平日、テレキャビンは空いている。とおみ駅脇の駐車場に車を置いて身支度する。パノラマチケットはテレキャビン往復とリフト乗り放題で2000円(我々は10%オフチケットを入手していたが)お得感がある。
とりあえず目指す小遠見山は、北アルプス五竜岳へ連なる遠見尾根にある。ほんの手前までしか行けないのが少し悔しいが、アルプスは日帰りでは無理だ。今回は涼しさを味わうのが目的だし。



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       nobineko.net
とおみ駅 9:52
アルプス平駅 10:00
リフト終点 10:28 14:19
地蔵の頭 10:33
見返り平 10:55 13:56
一ノ背髪 11:23 13:40
二ノ背髪 11:39 13:30
小遠見山 11:50 13:20
中遠見山 12:34 13:00

sistercancerさんの車はトンボに人気。

アフターはとおみ駅下のエスカルプラザで入浴。さっぱりして大満足。宴会は名古屋に戻ってからにしたが。

アルプス平の駅でモルツを片手に、やっと雲の切れた五竜岳を望む。今度はあのピークまで行きたい。

アルプス平でビールを飲む話になったら下りの早いこと。小遠見山から二ノ背髪、一ノ背髪、見返り平と、あっというまに下る。

小遠見山から中遠見山までは2,3度登り返してあっけなく到着。雲は切れず鹿島槍も五竜も見えないが、トンボの群れの中でしばらく過ごす。

二ノ背髪の手前の急登。尾根歩きで暑いが時折吹いてくる風は冷たくて気持ちいい。

20分ほどで見返り平へ。地蔵の頭が小さく見える。高度は結構上がっている。子供たちはここまでは来ないようだ。ゴンドラ駅で見たパラグライダーの人たちは空の上だ。

お花畑を目当てに来たご老人も多い。「夏山リフト」というだけあって地面すれすれにリフトは走る。積雪期は雪の中なのかもしれない。
今覚えたばかりのシシウドをあちこちに見つける。

アルプス平から見る唐松岳と八方尾根。今まで見たことがない、カシミールで打ち出したみたいな質感の高山。
お花畑の中を、リフト乗り場へ下る。

テレキャビンは8人乗りだが、我々2人でゆったり。景色は「スキー場」そのもの。重機が新しいリフト駅を作っていたり、スノーマシンが並んでいたり。一気に標高1530m地点へ運ばれる。後で知ったがここの気温は朝8時で17度。

ネジバナ

八方尾根の向こうに白馬三山。

地蔵の頭の手前分岐で、地蔵の沼方面へ向かう。湿原だ。花も多い。
地蔵の沼は直径数メートル。大きなオニヤンマ?が産卵しているか、水中に何度もしっぽを差し込んでいた。

小遠見山山頂。数組のグループが先について昼食やスケッチなどしている。「360度の眺望」のはずが360度雲の中。雲の動きは速いが・・・
とりあえず我々も昼食。ここで最終目的地を決めることにしていたので相談。ゴンドラの時刻を考えると大遠見山までは厳しそうで、今回は中遠見山までに決める。

蛇が墓守している。

地蔵の頭はリフト終点からわずか5分ほど。夏休みの子供たちがたくさん。空にはトンボ。

コンビニにお花畑で今咲いている花の情報があり、覚えた”辛い塗装”。ニッコウキスゲなども咲いている。