碁盤石山(ごばんいしやま)【奥三河の山】
標高 1189m
愛知県北設楽郡設楽町
登った日 2002年11月2日 晴れ 単独行
所要時間 1時間40分
10時半、東納庫の登山口に到着。153号に出てた気温表示は6度。寒いわけだ。装備面でちょっと失敗。しばらく歩いてなかったからなあ。登り口に杖が2、30本置いてある。借りようかな〜とも思ったが、老人クラブの寄付なので思いとどまってしまった。いきなり階段ばかりである。整備されているから上りやすいのだが息が切れる。それでも私より少しだけお年上らしき女性3人組を追い越し、カップルを追い越し、まあまあの健脚ぶりに自己満足。登りきると新しげな林道に出て、がっかり。林道を渡ると七尋岩(ななひろいわ)が左手にある。すぐ下に林道がなければ眺望ポイントなのだろうけれど、興ざめである。さらに進むと、「天狗の庭」。この山の名前になっている「碁盤石」がばらまかれたようにある。ここは休憩には2番目におすすめである。すぐ先の、壊れかかったトイレのある、やはり壊れかかった屋根の休憩所を過ぎ、いったん下ると頂上はすぐ。ただし頂上らしき表示はなく、カタカナ3文字で何とか峠(もう忘れた!)と書かれていた。三角点は足元にあった。ガイドブックによると頂上からの眺望はないと書いてあったが、120度くらいは見渡せる。隣の山の(名前くらいちゃんと地図であたれよな!と天の声)紅葉が美しい。また、色鮮やかな落ち葉が散りばめられた道を行くのも楽しい(が、一部である)。
おすすめスポット(写真)は、トイレのある休憩所の少し手前に右に折れる分岐があり、その先10mほどの広場。熊笹がなだらかな斜面を覆い、180度眺望が広がる。寝転べるほどの大きさの岩があり、なかなかよろしい。ベンチもある(下の写真にある青いやつではない)。気づかない人も多いだろう。寒くなかったらもう少しいたかったのだが。