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頂上より南を望む
標高 524m
岐阜県山県郡美山町
登った日 2003年2月8日 晴れのち曇 気温3℃ 単独行
所要時間 2時間50分
篠座神社の右に林道がある。すぐにY字路になるがどちらへ行ってもすぐ右の木橋を渡ればよい。私は左の道を行ってこの橋を渡った。雪のせいで朽ちているのかどうかわからないため、なるべく足跡の上を踏んで渡る。ちなみにこの橋を右に見てどんどん直進すると行き止まりである。倒木が多いが道がありそうだと思って進んでいった後、引き返した。雪道で倒木をまたぐのはなかなか嫌なものである。 |
しばらくは林間の道を曲がりながら行く。急登はなく、息が切れるようなことはない。しばらくすると尾根に出るが、両側とも木にさえぎられて眺望はない。 |
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やがて作業小屋と祠がある。左に見て峠を直進すると、また左右に道が分かれており、右へ行くとどんどん下っていくし、左へ行くとまた作業小屋があって道はそこまでのようである。引き返して峠をよく見ると中電の黄色い指標があった。峠から右へ細い道を上がると、斜面を巻くように道が続いている。 |
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稜線に出る。左へ行くとしばらく尾根を上り下りして下りになってしまう。引き返して右へ。2度ほど小さく上り下りをすると正面はかなり急登になっているがそちらは誤り。 |
右のほうに中電の黄色を見つけよう。その先はご覧のようにおぼつかない感じの踏み跡をたどる。スキーの斜滑降のようにトレッキングシューズのエッジを立てるような感じで進む。 |
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また尾根道になるがアップダウンを繰り返す。途中、ふさふさの尻尾を持った狐に出会ったが、その足跡だろうか、鮮明な跡がついている。ほどなく巨大な反射板が前方に現れる。三角点もある。今回は散々迷ったため2時間かかった。頂上は日当たりがよく、雪も溶けている。眺望は東と南に開ける。麓で正午を知らせる音楽が鳴り響いて少しがっかりである。 三角点の傍らの木には「大黒山」の小さなプレートがかけられていたが、他には一切案内のない山である。テープはところどころあるが、あまり当てにならず、かえって迷うもとになる。中電の指標だけが頼りである。 |
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帰り道はもう一足延ばして薄墨公園へ。一面の雪だったが物好きが私のほかに2組いた。薄墨桜の芽は小さいけれども見上げて確認できた。あと二月ちょっとかな。 もう一つ帰り道のおまけは樽見鉄道のレールバスに3回会ったこと。遠くから見るとかわいいのだ。 |
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