母袋烏帽子岳

母袋烏帽子岳（もたいえぼしだけ）【長良川上流の山】

岐阜県郡上市大和町
標高１３４０．９ｍ　標高差　約５４０ｍ
登った日　０６年６月３日（土）　晴れのりねこ同行
所要時間　３時間４５分

コースタイム
駐車場	９：２５	１３：１０
お助け水分岐	１０：２５	１２：２５
水場分岐	１１：００	１２：０５
山頂	１１：２７	１１：５０

梅雨入り宣言はされていなくても、天候は旧暦の五月晴れ、いかにも梅雨の合間のすかっとしない晴天である。しかし３月ぶりの休日だ、天候が冴えなくても決行だ。暑いのでCWXなしで登ったが、下山後の温泉で解消しただろう。
初夏のお花見登山といってもよさそうだが、今回は静けさはなかった。
【アクセス】
東海北陸道ぎふ大和ICから国道１５６号を北上、「古今伝授の里フィールドミュージアム」の看板を見て右折、あとは「母袋温泉」の看板を頼りに到着できる。途中にタイムリーとローソンがある。トイレはキャンプ場に新しいのがある。

駐車場から山頂を望む。

今日は運動不足解消！脂肪燃焼！の意気込みでヘルシアが水分補給源。しかし弁当用には爽健美茶も隠し持つ。ヘルシアって苦い。

スキー場のゲレンデを右手に見て舗装路を歩き始める。キャンプ場のバンガロー群を抜けると散策路といった雰囲気の山道になる。木々の花が楽しませてくれる。

キャンプ場内の水場。豊富な水量だ。

藤もこんなふうに咲いていると草花のよう・・・

あちこちに藤がいっぱい

林道らしき道が行き止まりになり左手に入る。看板の「あと０ｍ」が気になる。さらに雑木林の道を行くと５分ほどで杉林に入る。コースはよく踏まれていて道標やテープが少ない割にははっきりしている。ただ、杉林へ入ったところ→では踏み跡が薄くて一瞬コースを見失ってしまった。しかし出口に道標があり、迷うまでには至らないだろう。

なんどもへたばるのりねこ

コース上には切られた木がいくつかあり、目の悪い私には道標に見えてしまう。左の写真の切り株の先には「お助け水」の分岐案内が見える。
その先はロープのある急登である。ルートも少し尾根らしくなる。名前は知らないが小さな草花があちこちに咲いていて和ませてくれる。
再び林道と出会うところは「頂上まであと１６６０ｍ」地点。なんとなくうんざりはする。

やがて明るい雑木林の尾根道になる。ここは「白樺の道」。

「大木の恵水」の道標。

「ブナの道」を経て小広場に出、そこから下って「笹の道」からまた上る。

まもなく東に御嶽山が見え出すのだが、霞んでそれとわかる程度にしか見えない。写真にも写っていない。

山頂より１０分のところにあるトイレ。次回は酒盛りだな（今回も一人で缶ビール飲んでるオジサンがいて、うらやましかった）。

山頂は雑木の広場。眺望もよく、ガイドブックにあるように「テントを持参して一夜を過ごしたくなるような雰囲気」である。しかし続々と現れた団体客にげんなりして早々に下山する。

アフターはもちろん母袋温泉！