野登山(ののぼりやま)【鈴鹿の山】
県道302号から見た野登山。無線中継所、反射板、アンテナが見える。
登った日 2006年3月25日
快晴
三重県亀山市
標高852m 標高差約600m
所要時間 5時間 息子同行
ロスタイム1時間以上
【アプローチ】
東名阪亀山ICから国道1号亀山バイパスを鈴鹿方面に戻り、県道302号に入り、第2名阪道手前Y字路を標識に従って右へ。坂本棚田を過ぎてさらに登った先に登山口がある。その先の広いところに駐車する。最終のコンビニは302号に入ったすぐの交差点を左折するとファミマがある。
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nobineko.net |
コースタイム | ||
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表参道登山口 | 10:34 | 15:37 |
石仏の分岐 | 10:57 | 15:20 |
表参道中間地点 | 11:35 | 15:02 |
林道出会い | 15:00 | |
夢創庵 | 12:00 | 14:45 |
鶏足山石門 | 12:35 | 14:33 |
山頂分岐 | 14:30 | |
無線中継所 | 13:02 13:40 |
|
山頂 | 1400 | 14:20 |
道路脇に道標がある。古い石の道標もある。
「三本足の鶏」が参道の案内をしてくれる。まずは畑の脇の農道、橋を渡ると山道になる。雑木と杉が混在する。はくしょんしながら歩いていく。
登山口付近から見た野登山
信仰の山である。 参道には石仏が点在する。黄色い花?と思ったら飴だった。お供え?
清らかな流れを渡る。
石仏のある分岐。
2の坂。勾配はけっこうきついが、さほど歩きにくいわけではない。
中間地点を過ぎると東側に伊勢湾が見えるようになる。
社があり、その先は民家の裏手に続く。夢創庵という。東には海、西には仙ヶ岳が見える。夢想庵を出ると舗装路だ。数メートルで右の尾根道に戻る。
30分ほどで「鶏足山」と書いた石門のある広場に出る。トイレもある。「天然記念物 野登山のブナ林」の看板があり、頂上一帯にブナ林が残ることを知らせる。
整備中の参道を行く。車道もここまで延びてきているから、いずれ車で来る寺になるのだろうか。山門のある広場が山頂との分岐点だ。
ブナ林といっても圧倒的に杉が目を引く。寺の開かれた数百年前に植えられたものなのだろうか。
野登寺は亀山市指定文化財。907年から910年頃に建立されたといわれるが、その後消失し、再建を経て平成14年修復された。
夢創庵の先、林道出会い手前にある、産業技術総合研究所のフィールド実験用風力タービン。登ってくるときには気づかなかった。
本道右手からさらに進むと林道を経て無線中継所に出る。車の往来があり、少々がっかりする。どこかの山岳会のプレートが中継所脇の木にかけられていたが、ここではないはず。三角点に行こうと林道を下って分岐を右手に折れて山頂へのルートを探す。数分歩いた右手に「三角点・国見岩」の道標を見つけたが、示す方向が定かでなかったことと(GPSに山頂を登録してこなかった!)ルートらしきものが見つけられず、とりあえず無線中継所に戻る。そこにいた人達に聞いてみたが、この山の山頂は不明とのこと。そこで山門のあった分岐へ戻ってやり直すこととする。
分岐を入ると初めて鈴鹿らしい笹の道となる。15分ほどで二等三角点のある小広場の山頂に出る。「山頂不明」なだけあって看板も落ちたままである。眺望もきかない。
山頂から数メートルのところにある分岐を小岐須谷渓谷方面へ進むと「国見岩」がある。上に乗っての眺めはこんな感じ。国見といえたのはいつ頃までなのだろう。
この、ぴかぴかの葉っぱが登山道にたくさん落ちていた。でも花の咲いた木を見つけたのはこれだけ。