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入道ヶ岳(にゅうどうがだけ)【鈴鹿の山】

三重県鈴鹿市
標高906m
登った日 07年3月8日(木) 晴れ
同行者 sistercancerさん
歩行時間 4時間50分


当初は御池岳の予定だったが雪に阻まれて急遽予定変更。南下して椿大神社に車を置き、「山と高原地図」だけを持って歩き始める。
まずは椿大神社に登山の無事を祈る。巫女さんに道を聞いて、神社を右手に見ながら数分歩くと愛宕社の鳥居とコース図等がある。どのルートを行くか、10分近く議論した結果、愛宕社の石段を避けて、井戸谷コースで登り二本松コースで下りることにする(このときは愛宕社の石段がわずかなことと、北の頭というもう一つのピーク、奥の宮というポイントを見落としていて後から後悔したのだが)。
ルートには通報ポイントが配置され、歩くときの励みになる。

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頂上で30分ほど過ごした後、二本松ルートを下る。アセビの林を抜ける尾根道は快適だが、傾斜はきつい。ポイント5番の先から杉林になり、沢沿いになったらあっという間に朝見た堰堤のところに出た。平日のせいもあるが、出会った人は2人。静かな山であった。

最初は舗装路を行く。やがて目指す山頂が見えてくる。振り返れば海も見える。

こんな草にも春を見つけたようでうれしい。

愛宕社鳥居脇の案内図。この階段の絵を見て北尾根コースを外した。右の通報ポイント図をクリックすると拡大画像とコースタイムが見られます。

椿大神社と愛宕社の鳥居

椿大神社の参道では早咲きの桜が満開だった。

頂上からはすぐ隣に野登山と雲母峰、連なる鈴鹿の峰峰が360度見渡せ、東側には四日市コンビナート、その対岸に知多半島も見える。北東にはうっすらと名古屋駅周辺の高層ビル群も。

頂上広場は小学生の遠足が来ても大丈夫なくらい広い。風がものすごく強いが、木の陰に座ってしまえば大丈夫。ハンググライダーで飛び立ちたいような景色だ。

遮るものがなく、風が冷たい。時折小雪も舞う。空腹だし、頂上の風はこんな程度ではないと想像されるので、景色のいいところで一部早弁とする。が、主稜線はじきだった。もう汗はかかないと思われるので今のうちにと重ね着をする。数分の快適な尾根歩きで頂上に飛び出す。

ポイントEあたりで頂上まで30分という道標があるが、笹原に来て嘘だと感じる。

沢が枯れると雪が見えてくる。

避難小屋は結構新しげ。

ガレた沢沿いの道と杉林の中のジグザグの登りとが交互にあり、どんどん高度が上がる。