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福寿草を追って何度も道が解らなくなりながら1時間半ほど苦戦。踏み跡にはあまりこだわらないほうが得策だったかもしれない。norinekoは花でなく動物の糞を見つけて喜んでいる。 ようやく近江展望。晴れたがやはり霞んでいる。
一気に下りたいところだが、やはり歩きにくい。テープ頼りにさらに1時間苦戦。 ようやく笹峠。 植林帯を抜けるとブナ林があり、程なく今畑の里へ出る。 里でも福寿草が咲いている。
今畑の廃村。桜が咲いている。 廃村に残るお寺。廃寺にはなっていないのか、麓のお墓には花が新しかった。 水場。 林道に出てきたところ。ここでnorinekoを待つこと1時間。暗くなりそうで気が気でない。
落合までは舗装路を歩き、廃校脇から未舗装の林道に入り、林道が終わるとそのまま登山道になる。GPSのナビを何度も見ながら進む。 道標で沢から離れロープで上がる。 ようよう汗ふき峠に。安堵感でいっぱいになる。
榑ヶ畑の登山口。車は数台駐車できるが、我々は5台目。 休憩所があり、「転ばぬ先の杖」を置いてある。 沢に沿って行くと廃村の石垣。家屋はほとんど残っていない。 村の奥にある山小屋かなや。ビールなどが冷やして無人販売。
かなやから杉林をジグザクに登る。 汗ふき峠に出る。ここが2合目だ。 鹿さん? この先で動物の声らしき物音を聞く。 南西尾根は思い切りガス。雨もぱらつく。
見晴台。琵琶湖が見えるはずだが、霞んで見えない。 「未完成」だが「眺めがよくて歩きやすい道」を行く。 眺めはよいはずだが天気が悪い。 山頂付近の台地に到着した模様。ここからしばらくお散歩気分。
猿岩到着。晴れていれば景色はいいだろう。 最初に見つけた福寿草は一人で咲いていた。 お虎ヶ池。ドリーネに水がたまったものという。 実は底なし沼状態。
ガスが晴れて山頂が見えてくる。 程なく経塚山山頂。とりあえず昼食。 避難小屋を見下ろしつつ先の行程を思う(先は長い!) 山頂へ続く残雪。登山道はここを下部で横切る。晴れてきた。
霊仙山山三角点と最高点の分岐。 振り返れば猿岩あたりから経塚山を経て山頂に至る道がくっきりと見える。よく歩いたもんだ。
霊仙山山頂。福寿草が咲いており、昼食はこっちにすればよかったと悔やまれる。藤原岳、御池岳がかすんで見える。 最高点。三角点より15mくらい高い。
他のパーティーは大方折り返していったが、南西尾根を目指す。時間的には少し厳しめだ。いきなり切り立った尾根で緊張する。ガレて歩きにくいが福寿草がたくさん咲いているので進んでいく。遠くで雷のような音が聞こえ不安になるが、近づきも遠ざかりもしないので発破音だと考える。暑い。 南霊岳。ピークという感じではない。

霊仙山(りょうぜんさん)【鈴鹿の山】

滋賀県米原市
標高1084m(最高点1094m) 標高差約700m
登った日 07年3月29日曇
同行者 sistercanser、norineko
総時間 9時間20分(歩行時間約7時間)


鈴鹿の雪も解けたので、福寿草を見に行く。藤原は平日でも混んでいるだろうからここにする。行き会ったパーティーは両手で数えられるほどで、大正解だった。眺望はかすんで今ひとつだったが、足下にたくさんの福寿草に会えたから文句なしだ。しかし、norineko体調不調(実は負傷だった模様)もあって大幅に遅くなり、最後はライト点灯での下山となってしまった。
コース図とコースタイムはこちら

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霊仙山の花たち(クリックすると大きな画像になります)