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木曽駒ヶ岳(きそこまがたけ)【中央アルプス:百名山】

長野県駒ヶ根市
標高2956m 標高差約320m
登った日 06年8月2日 晴れ
同行者 のりねこ、sistercancer、Aさん
歩行時間 5時間35分(休憩含む)


以前に行ったときロープウェーに乗るためのバスを待つこと数十分という苦い経験があるため、今回は平日早朝出発で行く。4時半に出発し、小牧ICから中央道へ。駒ヶ根ICを下りたら菅の台駐車場はすぐである。したがってコンビニ利用は高速に乗る前にすませておきたい。我々が到着するとすぐにバスがやってきた。あわてて乗り込む。7時12分発だ。補助シートも使い、ほぼ満席状態である。およそ30分でしらび平へ。バス1台でロープウェー1台分といった感じである。ゆっくりしていたのでロープウェーは真ん中あたりで景色が見えない。ロープウェーは秒速7m、10分ほどで千畳敷に到着する。

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コースタイム 行き 帰り
千畳敷駅   8:20  13:55
乗越浄土   9:05  13:10
宝剣山荘   9:10  12:50
宝剣岳   9:45  
宝剣山荘  10:05
中岳  10:35
頂上山荘  10:56  12:30
木曽駒ヶ岳  11:30  12:10

コースは馬鹿みたいに簡単だ。千畳敷からは乗越浄土が、乗越浄土からは中岳頂上が中岳からは木曽駒ヶ岳頂上が見えてしまうから、歩くのが逆につらかったりする。それでも中岳の巻き道には「危険」の表示が。ハイキングの延長でTシャツ・スニーカーでここまで来てしまう人もいるからなのだろう。その中で宝剣岳はちょっとしたロッククライミング気分の味わえる楽しいところだった。
平面図はこちら

ロープウェー駅脇の駒ヶ岳神社から宝剣岳、乗越浄土、伊那前岳を望む。すばらしい景色に胸高鳴る。

シナノキンバイが群れ咲く中を歩いていく。
短い夏を焦るかのように
虫たちもたくさん群がっている。

駒ヶ岳の花たちはこちら

八丁坂まできてオットセイ岩が見えたら乗越浄土はもう少しだ。
このあたり、帰りは混雑していた。

振り返れば雲の上だ。

乗越浄土到着。伊那前岳を望む。

天狗岩を右に見て宝剣岳山頂を目指す。高山植物再生のため緑のロープ内には入れない。岩だらけの道も斜度がきつくなると鎖に頼って登ることになる。
ポールを畳んで全身の力で登る。

宝剣岳山頂は絶景、と言いたいがガスの中。さっきの鎖場をガスの中で下りるのは嫌なので、大急ぎで引き返す。上りの岩場も大変だったが、下りはさらにスリリング。

宝剣山荘で一休み。ストーブがついている。ロープウェー駅の温度計が帰りで18度だったから、朝は一桁台下もしれない。トイレは1人200円。

宝剣岳から見下ろした宝剣山荘(青い屋根)と天狗荘(赤い屋根)、そして中岳へと続く登山道。地図も何もいらない感じ。

本日の水分補給は「超・海洋深層水MAHARO」。山の上で海底の水を飲むのもオツなもの。

【宝剣岳 2931m】

中岳 2925m】

中岳から見る頂上山荘(青い屋根)と駒ヶ岳への登山道。すでに頂上のケルンが三角に見えているのがなんとも興冷め。

なんと頂上には缶ビール(一番搾り)の売店がある。3人で1缶購入。つまみは持参の煮卵。

ガスの中で眺望はない。残念だ。

頂上山荘のある鞍部からは中岳を経由せず巻き道を行く。さんざん「危険」と書かれていたので不安はあったが、楽しい道だった。ただし鎖のない岩場を通過するので、雨の後や積雪期は確かに危険だと思う。
乗越浄土では伊那前岳を登るかどうか迷ったが、下山を選択する。
千畳敷は大変な人、人、人・・・。しかもまだ増えそう。早く下りてきてよかった。

午後になって開花した花が増えたように思われた。

ロープウェーから見た沢。長い長い滝となって豊かな水が流れている。

←ロープウェー駅で見た、緑電話機を運ぶおじさん。