のびねこ山歩記
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南木曽岳(なぎそだけ)【木曽の山:300名山】

長野県木曽郡南木曽町
標高1676.9m 標高差約1200m
登った日 08年9月14日(日)曇りのち晴れ
同行者sistercancerさん
歩行時間 約7時間(大休憩30分) 歩行距離約10km

南木曽岳には南の蘭キャンプ場からのルートと西の上の原からのルートがあるが、「名古屋からの山200」の薦めにより上の原から登ることにする。

←駐車場に戻ってきて稜線を見上げる。二つ並んだ鉄塔の脇を歩いたに違いないね、と話し合う。右端の一番高いところの奥が山頂かと思ったが、カシミールで当たったところ、違っていた(正解は写真の上にマウスを)。
登山口は南木曽駅から数分走ったところ。登山口前の道路に路駐するのはちょっとまずそうだったので、すぐ前のお宅に尋ねると、坂の下の新しい家の下だそう。戻ると何も案内はないが平らな土地があり、そこに駐車する。草深い。そもそも他の車がいるといけないと思って早く来たのだが、杞憂だった。
登山口は庭の入り口のよう。

登り 下り
駐車場 7:40 15:20
登山口 7:45 15:14
第1鉄塔 8:03
巨大樹の
森入り口
9:19 13:54
女岩 11:27 12:48
山頂 12:30 12:35

トラックデータ。尾根歩きだが木々の背が高くて電波を拾っていなかったらしい。
赤いひげは休憩にためリュックを降ろしたところに違いない。
登山道の始めはビニルハウスの横を行く。花もたくさん植えられていて「おじゃまします」という気分で進む。 やがて木曽檜の林になる。麓なのに笹が多い。きちんと刈り込まれていて歩きやすい(まだ青かったので刈られた端だったかもしれないが)。笹の葉の下はふかふかの腐葉土だ。
15分ほどで第1鉄塔。「南木曽岳185分」「※鉄塔には上れません」とある。いやに細かい。この後気分が悪くなって小休止(ヴァームウォーターをがぶ飲みしたせいか?)の後、2つ並んだ第2鉄塔を20分後通過。そこの表示には上るなとは書いていなかった。 ときどき平らなところもあるが、ほとんど休みなしの急登である。二人とも休み場所を探しながら歩いていたといってもいい。
  巨大な楢の木が立つ地点。ガイドブックでは「巨大樹の森入り口」と名付け、「ここからは、ブナ、カシ、ミズナラなどの巨大な原生木が林立し、燃えたぎるような枝ぶりは、自然のエネルギーが爆発したようだ」と記されている。
残念ながらこの巨木は枯れてしまったらしく、上半分だと思われるものが横たわっていた。
たしかに自然のエネルギーが爆発しているかも・・・(笑)
夏には暑苦しくて来れんなと、sistercancerさんと意見が一致。でも秋の紅葉はすばらしいだろう。
    
栗やキノコ・・・山の秋がいっぱいありました。キノコはここにまとめました。
巨大樹の森へ入って10分、樹齢400年のミズナラの巨木。幹の周りは4.8mと書いてあった。 このあたりまで来るとほかの山々が見えてきた。

巨大樹の森入り口からさらに上り続けること80分、やっと「山頂60分」の道標が。
歩くこと40分ほど、なんとなく空が近くなったなと感じたら、ようやく山頂部に飛び出した。
頂上は後回し、まずは展望台へ。岩の上に寝そべり、脚の疲れを癒す。ここで30分休憩。
大勢が南の登山口から来ている。
ちなみにここまで誰とも会わなかった。
展望台から見た摩利支天方面。
良い天気だが、北の御嶽山は雲をかぶって裾の方だけ姿を見せている。
   避難後屋はなかなかにきれいで、いつか泊まってみたい気がした。
南木曽嶽山大神 山頂。あらかじめわかっていたが眺望はない。
三角点。 こんなに上りに上ってきたんだねと話しながら下る。ブナの林では、こんなにいろいろの種類があったんだと気づく。来るときは下ばかり向いて歩いてきたらしい。
急な感じ、出てるかな? たった一輪だけ、ホトトギスさん発見!
   ブログ記事はこちら。
南木曽岳
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